高知市の医療法人南会 南病院です。内科・小児科・循環器内科・呼吸器内科・リハビリテーション科があります。特定検診・企業検診承っています。

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夢を形にした12歳の少女
2024-03-19
皆さんに夢はありますか?
私の小さい頃の夢は学校の先生でした。
例えば、それが消防士であったり、お花屋さん、スポーツ選手にお医者さんなど皆さんも夢を持っていた、持っているのではないでしょうか。
 
先日、見つけた記事を紹介したいと思います。
名前は、おおにしわかさん。12歳の女の子で絵本作家としてデビューを果たしました。
出版された「ビーズのおともだち」は日本からさらに、世界へと届ける準備も進んでいました。
 
しかし、デビューして3ヶ月後わかさんは空へと旅立ってしまいました。
わかさんは4歳で小児がんと診断され8年にわたって入退院を繰り返していました。
 
入院中のベッドが寂しいと感じていたわかさんが思いついたのは色とりどりのビーズたちが、明るい女の子の妖精や男の子の妖精になり元気をくれるというお話でした。
このビーズは治療を頑張った後にもらえる「ビーズ・オブ・カレッジ」というものでアメリカで開発されたプラグラムです。
ビーズの色ごとに行った治療やわかさんのイメージからキャラクターが作り上げられ自身の経験をもとに「ビーズのおともだち」が作り上げられました。
わかさんの意思はお母さんが受け継ぎ日本だけでなく世界へと出版されました。
 
わかさんが語っていた将来の夢は「絵本作家になって世界中の人を笑顔にしたい」
 
夢を形にすることができる人がどれだけいるでしょうか。
様々な事情で、途中での挫折で、夢を持って生きている人の方が私は少ないだろうなと思っています。
 
その中で、12歳の少女が病気と戦いながら成し遂げたこの夢は本当に光り輝いて見えました。
どれだけ大変であったかなんて想像できるものではないですが、どんな状況でもどんな年齢でも夢を実現させるということは途方もない壁がたくさんあるでしょう。その壁を乗り越えたわかさんに私は自分にはない真の強さを感じ勇気をもらいました。
 
皆さんは夢はありますか?
その夢がどうなるかはあなた次第でどんな形にもなり得るのではないかなと思います。
夢の形は一つじゃないと思うから、小さな一歩を踏み出してみてもいいかもしれません。そしたら、夢は形になるかもしれません。12歳の小さな絵本作家のように。
 
小児がん:小児がんの種類は、白血病や脳腫瘍が多く、他にリンパ腫、細胞腫瘍、神経芽腫などがあります。大人のがんとは大きく割合が異なり、また大人ではほとんど見られないがんもあります。

1年間に2,000~2,300人が小児がんと診断されています。これは子ども約7,500人に1人の割合となり、男子は女子に比べてやや高い傾向にあります。

参考:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240229/k10014373591000.html

参考:https://ganjoho.jp/public/life_stage/child/patients.html

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