「ドラゴンボール」や「Dr.スランプ アラレちゃん」などの生みの親であり、「BLUE DRAGON」や「ドラゴンクエスト」などのキャラクターデザインも手掛けられた鳥山 明さんが先日、急性硬膜下血腫で逝去されました。
私が小さい時から身近にあった作品でニュースを聞いた時には、驚きと共になんとも言えない喪失感のようなものに襲われました。心からご冥福をお祈りします。
急性硬膜下血腫とは、どのようなものなのかを調べてみました。
発症の原因としては頭部の外傷によって引き起こされる場合がほとんどのようです。転倒した際に頭をぶつけたりした時に頭蓋骨の下にある硬膜という部分と脳の間に血液が溜まり圧迫する状態です。高齢者の方に多いようですが、若い方も気をつけなければなりません。
というのも、外傷ができてすぐに症状がくるとは限らないからです。強い外傷で直後に圧迫が起こった場合は意識障害がすぐに現れますが、血管のみの損傷で脳に損傷がない場合は時間を置いてからめまいなどの意識障害が現れます。
なので、頭をぶつけたことなどを忘れてその後意識障害が起こり処置に時間がかかるととても危険な状態になります。
もし頭を打ったり、転倒したりした際には一度休み様子を見るように心がけましょう。
意識障害が悪化し始めるとすぐに手術に移らなければならないので、強く転倒した際やそれに伴いめまいなどの症状が出た場合にはすぐに脳神経外科などの病院にかかるようにしましょう。